「『生命分子化学科』一般入試の御案内と御願い」文書に係るお詫び
[2008年1月25日]
この度、本学准教授が、全国301校の高等学校進路指導部あてに、本学への受験を推奨するために、きわめて不適切な内容を記述した文書を送付していたことが判明しました。本学は、1月24日(木)夜に緊急の記者会見を行い、関係の皆様に対して大学としての心からのお詫びを申し上げたところです。
この文書は、平成20年4月に新たに設ける「生命分子化学科」の担当予定教員が、個人的な立場で新学科のPRを各高等学校の進路指導部の先生方に対して行おうとしたものであります。
そこには、大阪府立大学や大阪市立大学のある大阪府南部地域を悪し様に評した上で本学の受験推奨をはじめ、個人的な思いこみによる断定等、きわめて不適切な表現や内容が多く記述されており、大学として大変遺憾に存じております。
とりわけ大阪府南部地域に対する表現は、全く事実無根の内容であり、決して容認できるものではありません。大阪府南部地域の皆様と大阪府立大学、大阪市立大学並びに関係の皆様には改めて深くお詫びいたします。
京都府立大学としては、今回の事態を重く受け止め、学内に調査委員会を設け、事実経過や背景、文書内容に関する大学としての見解や再発防止策を取りまとめ、公表するとともに文書発送者の厳正な処分をいたす所存であります。
御迷惑をおかけした多くの皆様方に、重ねて心よりのお詫びを申し上げます。
平成20年1月25日
京都府立大学長 竹葉 剛