文学部
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教育の理念・目標
文学部は、人間の文化的・社会的営為に関する人類の叡智を継承し、ことばと文学、歴史と文化遺産にかかわる専門領域を深く教育・研究するとともに、現代社会・地域社会が提起する諸課題にこたえるために、知の拠点として、つねに新たな教育・研究領域を開拓することを目指しています。また、そのたえざる探求と教育とをつうじて、幅広い教養を備えるとともに、豊かな人間性と高度な専門性、および総合的な視野を養うことにより、地域文化・地域課題をにない、また国際化社会にも貢献しうる有為な人材を育成することを目指しています。
学部長からのメッセージ
ものを書く理由と読む必要性
人はなぜ文章を書くのか。もちろん、純粋に自分のための備忘もありますが、多くの場合、人は読んでもらうために書きます。小説などの文芸作品であっても、年代記のような歴史書、宗教書や哲学書であっても、行政文書や官報、百科事典や参考図書のようなものであっても、です。また、このような膨大な書物を収容する図書館が、古代から公開と多くの人の利用を目的として作られてきました。人間社会は、それほど書くことと、書かれたものが読まれることに、重点を置いてきたのです。人文科学は、このような人間社会で最も蓄積されてきた営み、書くことと読むことを正面から扱う学問です。人間はいったい何を何のために書いてきたのか、何を人に読んでもらいたいのか、何を分かってもらいたいのか。文学部は、過去と現在を問わず、また洋の東西を問わず、人間が書くことを通して訴えてきたことを考え続けます。どうか皆さんも、この営みに参加して、人間と社会というものについて根源的に考えてみてください。
人はなぜ文章を書くのか。もちろん、純粋に自分のための備忘もありますが、多くの場合、人は読んでもらうために書きます。小説などの文芸作品であっても、年代記のような歴史書、宗教書や哲学書であっても、行政文書や官報、百科事典や参考図書のようなものであっても、です。また、このような膨大な書物を収容する図書館が、古代から公開と多くの人の利用を目的として作られてきました。人間社会は、それほど書くことと、書かれたものが読まれることに、重点を置いてきたのです。人文科学は、このような人間社会で最も蓄積されてきた営み、書くことと読むことを正面から扱う学問です。人間はいったい何を何のために書いてきたのか、何を人に読んでもらいたいのか、何を分かってもらいたいのか。文学部は、過去と現在を問わず、また洋の東西を問わず、人間が書くことを通して訴えてきたことを考え続けます。どうか皆さんも、この営みに参加して、人間と社会というものについて根源的に考えてみてください。
文学部長 川分 圭子
教員紹介
文学部の構成
日本を中心として広く世界について、その社会と文化、思想の歴史的展開に関する教育・研究を行います。