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教育

和食文化科学科


京都で学ぶ 和食の文化と科学
日本から世界へ、和食文化を正しく伝えながら新たな創造もできる人材を育成

教育の方針

「和食:日本人の伝統的な食文化」や日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことを踏まえ、これらに内在する普遍的価値を探求することを目的としています。食に関する歴史的、文化的、宗教的背景や芸術学の視点を取り入れ、さらに経営学、生態学、食化学などの学際的アプローチを駆使して深く学びます。さらに、実際の食の現場での事象を体験し、実践的な技術を養成します。最終的には、日本の和食文化を持続可能な形で継承・発展させ、和食の魅力とその神髄を世界に向けて発信できる人材の育成を目指します。

カリキュラムについて

カリキュラムの特徴

幅広い教養を身につける
和食を多角的な視点(和食科学、食の歴史、食の生態学、食経営学、食芸術学、食のサステナビリティ学、発酵生理学・応用微生物学、比較食文化学)から見ながら、教養・専門科目を通じて広範な知識を修得します。人文・社会・自然科学の異なる分野の学問が幅広く連携することで、和食文化の新たな領域を拓く学びを提供します。

京都で和食を学ぶ
和食文化の重要な食材「京野菜」について昔の姿を文献などで学ぶとともに、実習で栽培にも携わることにより現在の品種、生産方法や調理方法を学ぶことで、生産農家の苦労や料理人の工夫を実体験します。また、成分分析や食品機能性についての実習では科学的解析方法も修得します。

和食の現場を知る
食文化の宝庫である京都にある大学ならではの学びもあります。お寺で精進料理の実習をしたり、料理学校と提携した和食の調理実習をしたり、漬物や梅干しを漬けたり、他の土地ではできない体験を実習でおこなうなどのフィールドワークが多いところも魅力です。

和食文化を世界に伝える
少人数クラスの授業を中心に、プレゼンテーションスキルの向上をめざします。インターンシップで、京都の食品業界、料理界、食材の生産現場に赴き、和食ビジネスの実践的な知識を修得します。さらに海外の食の実情を学び、和食を比較食文化的な視点から理解し、和食文化を発信する力を養います。

4年間の学習の流れ

卒業後の主な進路・取得できる資格

食品関連産業の海外進出、食文化を地域創生の鍵として活用する事例がみられることが多くなりました。このような時代背景においては、幅広い教養を備えた上で和食文化の専門家としての知見を活かす職業が想定されます。
取得できる資格 学芸員

教員紹介


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