文学部学術研究員・講師の西尾和子さんが日本中国学会賞を受賞しました
[2015年10月19日]
本学文学部学術研究員で、日本・中国文学科の講師をつとめている西尾和子さんが日本中国学会賞を受賞しました。日本中国学会賞は、中国哲学・文学・語学の総合的全国学会である日本中国学会により、同学会が刊行している『日本中国学会報』掲載論文を主たる受賞対象として授与されるもので、中国思想・文学の方面では最も権威ある賞と認められているものです。
受賞対象になったのは論文「南宋期における『太平廣記』受容の拡大要因について」(『日本中国学会報』第66集)で、宋代以前の奇談・小説の集大成として名高い『太平広記』が、南宋期にどのようにして広まったかを実証的に示した論文として高い評価を得ました。
授賞式は、10月10日 に國學院大學で開催された第67回日本中国学会大会において挙行されました。
授賞式の模様。日本中国学会理事長から賞状が授与されました。