文学部の全体像
[2012年11月19日]
【文学部長 渡邊伸教授】
文学部は、英語ではFaculty of Letters、文字の学部、と表記します。文字は、古代メソポタミア以来、情報を伝達し、保存することによって人類の文化を育んできました。文学部は、文字とことば、そしてテキストを中心として、さまざまな情報の伝達と理解、保存を考える場なのです。
わたしたちの文学部では、教員1人あたり学生3人弱という少人数教育によって、専門教育を懇切丁寧に進めます。また、京都文化学コース、英語コミュニケーション・プログラム、文化遺産プログラムという三つの学科横断プログラムを通して、視野を広め、知見を深めていくことによって、みなさんの持つ、自ら問題を発見し、それを解決する能力をいっそう高めてもらうことを目標としています。
京都で、日本と世界の歴史と文化を学び、国際的な視野を持って今日の課題を考え、世界との交流を進めていこうという意欲あるみなさんを、文学部一同心よりお待ちしております。