ページの先頭です

春が来ると、「冷泉家 王朝の和歌守(うたもり)展」!

[2009年12月21日]

春が来ると、「冷泉家 王朝の和歌守(うたもり)展」!

 

 京都市上京区の冷泉家(れいぜいけ)は、和歌の家として知られています。(財)冷泉家時雨亭文庫(しぐれていぶんこ)には、藤原俊成自筆『古来風躰抄』(こらいふうていしょう)、藤原定家筆『古今和歌集』、定家の日記で定家自筆の『明月記』(冷泉家では「めいげっき」と読みます)など国宝5件、和歌関係の古典籍を主に、1,000点をはるかにこえる重要文化財が伝えられています。現代に伝えられている平安時代から室町時代にかけての和歌についての知識は、ほとんどが冷泉家の典籍が拠りどころとなっているといっても過言ではありません。


 本学文学部日本・中国文学科の赤瀬信吾教授は、冷泉家時雨亭文庫の調査主任・評議員を務めていますが、赤瀬教授が編集委員を務めました冷泉家時雨亭叢書(朝日新聞社、全84巻)が、本年1月に完結しました。15年以上をかけた文化事業でしたが、その完結を記念して「冷泉家 王朝の和歌守展」という展示会が開催されることになりました。約400点もの国宝・重要文化財が公開される初めての機会です。すでに10月24日~12月20日の期間、東京都美術館で開催されていますが、来春4月17日~6月6日には、京都文化博物館で開催されることになっています。主催は、京都府、京都文化博物館、財団法人冷泉家時雨亭文庫、朝日新聞社です。


 「冷泉家 王朝の和歌守展」の美しい図録も刊行されています。朝日新聞出版の発行で、2,300円ですが、藤原定家筆『集目録』という私家集の目録の全貌に接することができるほか、国宝の『古来風躰抄』『古今和歌集』『明月記』などの原寸大の写真も載せられています。和歌の古典籍にまじって、『文選』の鎌倉時代写本なども収められています。執筆者のひとりである赤瀬教授は、「京都文化博物館の展示会が始まりましたら、ぜひ会場に足をお運びいただき、また図録を手に取られて、冷泉家時雨亭文庫の貴重な古典籍の姿に接して下さい」と述べています。


 

 

 

お問い合わせ

京都府立大学文学部

e-mail: gakuji@kpu.ac.jp


春が来ると、「冷泉家 王朝の和歌守(うたもり)展」!への別ルート

Copyright (C) Kyoto Prefectural University All Rights Reserved.