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2008年4月新任教員紹介「ニューフェース」 生命環境科学研究科

[2008年7月1日]

生命環境科学研究科

応用生命科学専攻 椿 一典(つばき かずのり)教授


 <主な研究領域>超分子化学、分子認識化学、
            構造有機化学
 (研究室:3号館1F 内線5902)

 分子と分子の間に働く弱い相互作用に着目し、それらの弱い力を上手に組み合わせることで、個々の分子単独では持ち合わせていない、新たな機能を開発することを目標に研究を進めています。研究の出口は高機能性材料、分子認識センサーなどです。バイオ系に強い京都府大で研究・教育する機会を得たという利点を活かし、生体関連の分子認識にもチャレンジしてみようかと思っているところです。

応用生命科学専攻 小保方 潤一(おぼかた じゅんいち)教授


 <主な研究領域>ゲノムの動態と進化メカニズム、
            葉緑体の分子生物学
 (研究室:3号館2F 内線5164)

 ゲノムの塩基配列が超高速で決定できる時代になり、ゲノム研究の焦点は、塩基配列の解読から、ゲノムが固有にもつ運動法則の解明へと向かっています。私は、葉緑体という植物に特有な細胞小器官を手掛かりにして、植物のゲノムがどのようなメカニズムや法則に従って変動・進化するのかを研究しています。かなり理学的な研究ですが、本学の農学系の研究者の方々と相互作用をしながら、京都に相応しい新しいゲノム学を切り開いていきたいと考えています。

応用生命科学専攻 塚本 康浩(つかもと やすひろ)教授


 <主な研究領域>獣医病理学、獣医伝染病学
 (研究室:3号館2F内線5146)

 動物の感染症、特に鳥類の疾病学に興味を持ち、実験病理学的な視点から病原体が動物体に与える影響を検討してきました。その過程で偶然に、鳥類の胃や血液より有用な生理活性物質の抽出に成功し、医薬品の開発へと実用化を行ってきました。本学では、ダチョウを用いて医薬品や鳥インフルエンザ防御用素材などの開発に取り組んで行きたいと思います。

応用生命科学専攻 沼田 宗典(ぬまた むねのり)准教授


 <主な研究領域>有機化学、超分子科学、
            機能性ナノマテリアル
 (研究室:3号館1F 内線5132)

 分子や高分子をナノメートルレベルで規則的に組織化させ、様々なナノ構造を創製する研究を行っています。最終的にはそれらナノ構造体を実用的なナノマテリアルやナノデバイスとして利用することを目指したいと考えています。生体分子あるいは生体高分子の自己組織化は生命活動を根底から支えている極めて重要な現象です。府立大ではこうした生体分子あるいは生体高分子の自己組織性に着目し、人工分子の組織化に積極的に利用する研究も行っていきたいと考えています。

応用生命科学専攻 倉持 幸司(くらもち こうじ)准教授


 <主な研究領域>有機合成化学、
            ケミカルバイオロジー
 (研究室:3号館1F 内線5603)

 有機合成化学を基盤にして、生物学的研究に発展する研究を行いたいと考えています。これまでの研究で培った有機合成化学、ケミカルバイオロジーの知識や技術を活かし、有用な機能性分子を設計・合成し、また生物研究に応用することを目標にしております。1.生物活性物質の作用機構を解明するための機能性分子の創製、2.タンパク質の機能解析に応用する選択的阻害剤の創製を出発として、生命環境分野に研究を展開したいと考えております。

応用生命科学専攻 井上 亮(いのうえ りょう)講師

 <主な研究領域>腸管免疫

 (研究室:3号館2F 内線5134)

 動物の腸管は全免疫臓器の中で外界からの抗原に最も頻繁かつ大量にさらされています。そのため、腸管では特異な免疫システムが発達しており、近年では腸管免疫系が食物アレルギーや花粉症にも関係していると報告されています。私は、この特異な免疫システムがどのように発達するのか、またどのような外的因子の影響を受けるのかを明らかにすることを目的に研究を行っています。それらの情報を駆使し、様々な疾病を予防・治療する方法が提案できればと考えています。

応用生命科学専攻 和田 小依里(わだ さより)講師

 <主な研究領域>食品因子による抗腫瘍効果

 (研究室:5号館3F 内線5484)

 ビタミンEであるトコトリエノールは経口摂取にてマウスの肝癌、肺癌の発生率を減少させること、細胞投与にてアポトーシスを引き起こすことを確認しin vivo, in vitroの両方で抗腫瘍効果を認めました。がんは依然として死因の第一位であり、がん予防は人々のQOLの改善や医療費の削減に大いに貢献すると考えます。そこで、臨床医の経験も生かして発がん予防に関する研究を引き続き中心に行っていきたいと考えております。

応用生命科学専攻 斧田 宏明(おのだ ひろあき)講師

 <主な研究領域>無機材料化学

 (研究室:1号館3F 内線5653)

 身の回りの材料の性能を向上させることは従来から求められていましたが、近年は機能性に加えて環境負荷の少ない材料の開発が求められてきています。生体材料から工業材料まで幅広く用いられている無機リン酸塩に着目して、それらの合成方法や条件を検討するとともに、触媒、吸着剤、顔料などとしての機能性を調べています。また、廃棄物の再資源化など化学からみた環境負荷の低減も検討しています。

 

応用生命科学専攻 青井 渉(あおい わたる)助教

 <主な研究領域>運動栄養学、体力科学

 (研究室:体育館101号室 内線5417)

生化学的、分子生物学的手法や生体情報計測等の手法を用いて、生活習慣病予防における運動効果を科学的に解明するとともに、身体活動水準を反映するバイオマーカーの探索を行い、効果的かつ安全な運動および食事法について提案していきます。また、加齢にともなう筋機能低下の防止、さらにはアスリートにおける競技能の向上を目的とした運動や栄養、補助手段(サプリメント等)の最適な処方に関する研究を進めたいと考えています。 

 

環境科学専攻 河合 慎介(かわい しんすけ)准教授

 <主な研究領域>建築計画学、建築設計学

 (研究室:5号館3F 内線5424)

 快適で合理的な生活空間の構築を目指し,行為・行動や運用プログラムなど空間の使われ方を解析することにより,空間の機能評価や使われ方と空間構成の最適化の研究を行っています。今後は,これまで同様フィールドワークを大切にし,FMやPOEの観点,また地域性や生活様式の観点を加えながら新しい評価方法を試み,実践的なプロジェクトへ知見や計画を展開させていきたいと考えています。

環境科学専攻 田淵 敦士(たぶち あつし)講師 


 <主な研究領域>木質構造、
            土壁の耐震性能評価に関する研究
 (研究室:5号館3F 内線5421)

 日本には多くの木造建築があり、世界に誇るべき文化として形成されています。
一方で、世界で発生する大きな地震の約20%が日本で発生しており、阪神淡路大震災以来、木造建築に対する耐震性能への要求も高まってきています。わが国に豊富にある資源である木材を有効に活用しながら、災害に強い建物作りのための研究を進めていきたいと考えています。また、既存の建物においても、手軽に耐震補強を行えるような技術開発にも挑戦したいと思っています。

環境科学専攻 平山 貴美子(ひらやま きみこ)講師


 <主な研究領域>森林生態学、森林植生学、
           保全生態学
 (研究室:6号館2F 内線5682)

 森林植生において多様な植物種が維持される仕組みを、個々の植物種の生き方や動きに着目し、フィールドワークや統計学的手法を用いて明らかにしようとしています。さらに最近では、森林の断片化等が植生の推移に与える影響について、遺伝的側面を含めて評価しようとしています。それぞれの地域の植生や個々の植物についての情報の蓄積は、基礎的な研究への寄与ばかりでなく、より応用的な地球環境変動に対する植生推移予測や植生保全管理手法の提案に繋がると考えています。

お問い合わせ

京都府立大学広報委員会

電話: 075-703-5147 FAX: 075-703-4979

e-mail: kikaku@kpu.ac.jp


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