7月7日(日)、本年4月に文学部の第4番目の学科としてスタートした和食文化学科の開設を記念して、京都府立京都学・歴彩館大ホールにおいて上記シンポジウムを開催しました。
山下晃正京都府副知事をはじめ、京都府、近隣の大学関係者、食品企業、全国の和食の現場で活躍されている方々、一般府民の皆様など255名もの参加があり、和食文化学科の新たな出発にふさわしい催しとなりました。(主催:京都府立大学文学部 協力:京都和食文化研究センター)
〇第1部「京の食材を学問する-文理融合の試み」
発表A:「漬け物どもが夢の跡(歴史編)」
上田 純一(和食文化学科 特別専任教授)
発表B:「京野菜はカラダによいか」
中村 考志(和食文化学科 教授)
〇第2部 パネルディスカッション「和食文化学科に期待する」
【パネリスト】 小林 啓治(文学部長)
藤原 英城(文学部 教授)
山口 エレノア(文学部 准教授)
玉井 亮子(公共政策学部 准教授)
増村 威宏(生命環境科学研究科 教授)
【コーディネーター】 佐藤 洋一郎(和食文化学科 特別専任教授)
第1部で「京の食材を学問する―文理融合の試み―」と題して、上田純一特別専任教授、中村考志教授による発表がありました。その後、第2部で佐藤洋一郎特別専任教授をコーディネーターとして、京都府立大学の各学部・研究科の教員がパネリストとして登壇し、和食文化学や文理融合のありかたについて、楽しくも活発なやりとりがおこなわれました。
聴講していた和食文化学科の第1期生となる学生からのしっかりとした発言には、大きな拍手が寄せられました。
本学科の開設に御支援・御協力くださった多くの皆様に、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
これからの和食文化学科の取組にご期待ください。
京都府立大学文学部
和食文化学科
教授 母利 司朗
上田特別専任教授の発表風景です。
発表B:「京野菜はカラダによいか」中村教授の発表風景です。
パネルディスカッション「和食文化学科に期待する」本学教員によるパネルディスカッション