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文学部歴史学科岡本隆司准教授著『日中関係史』が刊行されました。

[2015年10月15日]

文学部歴史学科岡本隆司准教授、『日中関係史 「政冷経熱」の千五百年』を刊行

岡本隆司著

PHP研究所(PHP新書) 259頁
2015年8月発行
定価:886 円(税込)
ISBN:978-4-569-82652-3

  日中の関係は、古来、ほぼ疎遠であった。経済的な交流は盛んでも、相互理解は進まなかった。現代の日中関係を形容する際に「政冷経熱(経済面では交流が盛んなのに、政治的関係は冷淡であること)」と表現されることがあるが、そもそも千五百年間、日中間はずっと政冷経熱であったともいえる。

 遣唐使とは、少なくとも中国の側からすれば「敗戦国」からの朝貢使節に過ぎず、この時代、日本は東アジアから隔絶していた。江戸時代になると、寺子屋で漢文を庶民に教えるなど「漢語化」の傾向がみられるものの、中国文化を全面的に信頼することはなかった。一方、近代中国が西洋文明を学ぶ際、原文ではなく「和製漢語」を通じてその概念を把握しようとした。ゆえに彼らは西洋文明の本質を理解しなかった。そもそも和製漢語を生んだ日本語と日本に対する理解も、表面的なものに過ぎなかった――。

【目次】

Ⅰ黎明 -「日出づる処」と「日没する処」

Ⅱ深化と矛盾 -「倭寇」と明朝

Ⅲ平和と疎遠 -清朝と「鎖国」

Ⅳ世界秩序の転回 -一九世紀

Ⅴ険しい時代 -二〇世紀前半

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京都府立大学文学部

e-mail: gakuji@kpu.ac.jp


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