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「和食文化の高等教育機関」開設に向けたキックオフ共同記者会見&キックオフセミナーを開催しました

[2015年9月9日]

「和食文化の高等教育機関」開設に向けたキックオフ共同記者会見&キックオフセミナーを開催しました

平成27年9月7日、京都府立大学にて、「和食文化の高等教育機関開設に向けたキックオフ共同記者会見&キックオフセミナー」を開催いたしました。

以下、その一端ですが、ご報告をさせていただきます(会見及びセミナーの趣旨等はこちらを参照くださいませ)。

共同記者会見

共同記者会見集合写真
  
 

共同記者会見には、大阪ガス株式会社から小西 雅之(こにし まさゆき)常務執行役員京滋地区総支配人、カゴメ株式会社から西 秀訓(にし ひでのり)代表取締役会長、キッコーマン株式会社から堀切 功章(ほりきり のりあき)代表取締役社長、特定非営利活動法人日本料理アカデミーから村田 吉弘(むらた よしひろ)理事長、立会人として、山田 啓二(やまだ けいじ)京都府知事、熊倉 功夫(くまくら いさお)和食文化国民会議会長、そして本学から築山学長が登壇されました。

この中で、大阪ガスの小西氏は食分野を間接的にフォローしてきたスタンスを今後も通したいと強調されました。カゴメの西氏はかつて九条ネギの消費拡大に貢献した経験から、同様の活動で京都産ブランドの名を上げたいとのお言葉。キッコーマンの堀切氏は和食文化の高等教育機関で学ぶ学生が専門領域にとらわれず幅広く和食文化を学びグローバルに活躍することを期待し応援したいとご支持をいただき、料理アカデミーの村田氏も、学生たちに次の世代に広がる叡知を与えてほしいと、本学の姿勢を大きく評価されました。

山田知事は、和食ブームによる盛り上がりを一過性に終わらせないために、府立大学で和食文化を担う中核人材を育成することは重要であると指摘されました。熊倉氏も、和食を文化として位置づけるには高等教育機関の開設は不可欠であると応じ、これを受けて築山学長は、「和食文化学」を学べる大学は日本でも前例がなく、まったく一からのスタートであるが、現行の中期計画期間内での開設を目指したいと抱負を語りました。

髙橋拓児氏によるミニトーク

髙橋拓児氏講演

京都和食文化研究センターの教員のご紹介に続いて、京都料理芽生会会長で木乃婦三代目主人の髙橋拓児氏による大学で和食を学ぶ意味についてのミニトークが行われました。

髙橋氏はこの春、京都大学大学院農学研究科で修士課程を修了されました。当初は、研究内容が食に直接関係するのか戸惑いがあったそうですが、見方を変えると、実は食(和食)をとらえ直す上でたいへん有効であったことを、臨場感たっぷりに語られました。また、京都府立大学では和食の文化的側面の教育・研究が主題となるであろうが、今までになかったような捉え方で料理や食の世界を見直すことが期待されると、自身の持つ夢も話してくださいました。

セミナー「和食文化の高等教育機関への期待」

セミナー風景

セミナーでは、「和食文化の高等教育機関」への期待をテーマに、熊倉氏、堀切氏、村田氏に登壇にいただき、築山学長をコーディネーターとして、活発な意見交換が行われました。

築山学長の「和食文化を勉強した学生は、和食の発展のためどのような貢献ができるか」という問いに対して、堀切氏は「学生は大学教育の中で得たネットワークが武器」と述べると同時に、学際性豊かな和食の学部ができれば、国際的にも注目されると期待感を表されました。村田氏も、料理技術だけではなく、その背景が分からなければ次の発展はできない。それを裏支えするのは、和食を科学的かつ文化的に学ぶことだと、期待感をにじませられました。

熊倉氏は、今、食文化が注目される一方で、まだまだ学問分野としては確立しておらず、「和食文化の高等教育機関」を設置し、学問としての体系化を成し遂げることが必要不可欠であると指摘されました。そして、京都府立大学には、和食文化を学問として飛躍させる研究基盤があるのではないかと期待を示されました。

築山学長は「学部学科の開設までにはさまざまな課題があるが、本日与えていただいた課題を糧に頑張りたい」と皆さまの意見をまとめ、セミナーは終了しました。

センターでは、戴いた言葉のひとつひとつを真摯に受け止め、和食文化の高等教育機関設立に向けて邁進してまいりたいと考えています。

お問い合わせ

京都府立大学京都和食文化研究センター京都和食文化研究センター担当

電話: 075-703-5251 FAX: 075-703-5149


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