学部長からのメッセージ
福祉社会の実現をめざし、公共政策を拓く!
福祉社会とは、幸福が実現する社会、人々が幸福に生きるための社会的基盤が整備された社会のことを意味しています。それはすべての人々が、その能力を最大限に発展・開花させるための条件が保障されるとともに、社会連帯の精神にあふれた社会でもあります。
このような社会の実現をめざして、私たちの学部は二つの学科から構成されています。公共政策学科は、公( 共) とは何か、という問題意識を根底に、政府や地方公共団体の果たすべき役割、さらにNPO( 非営利団体)や自主的組織の活動のあり方について広く探究する学科です。福祉社会学科は、福祉社会実現の道筋や条件を明らかにするとともに、それを実践的に担う、社会福祉、厚生保護、児童福祉、教育など、多様な分野の専門的人材を養成する学科です。
本学部には、様々な問題に関心をもった個性豊かで優秀な青年が、全国から集まっています。学修の中心は、4 年間を通じてゼミ( 演習) と実習です。意欲と志のある皆さんを待っています。
学部の教育の理念・目標
生涯にわたる人間発達を多様に実現する社会(福祉社会)を、個人、NPO、地域コミュニティ、企業、行政などが協働して築くために、より高い政策立案能力や問題発見・解決能力を持った人材、地域における福祉や人間形成の担い手となる人材を育成して行きます。
学科の構成
◇
公共政策学科 法学、政治学、経済学をはじめとする社会科学の諸分野から公共政策のありかたについて教育・研究を行います。
◇
福祉社会学科 地域の福祉と人々の生涯発達の視点から、「福祉社会」実現のための総合的な理論、方法、さらにその基礎となる諸科学について教育・研究を行います。