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第27回ソーシャルワーク実践研究会 開催(公共政策学部 福祉社会学科 精神保健福祉士養成課程)

[2021年5月24日]

第27回ソーシャルワーク実践研究会 開催(公共政策学部 福祉社会学科 精神保健福祉士養成課程)

本学精神保健福祉士養成課程では、卒業生を対象とする研修を実施しています。昨年度からは、COVID-19の感染拡大により、オンライン上での開催となっていますが、卒業生の「学び続けたい」との思いに変わりはありません。

今年度最初の回をご担当頂いたのは、本学を1989(平成元)年3月に卒業された、榎原紀子さん。榎原さんは卒業後、大阪府下の精神科クリニック、精神科病院の勤務を経て、現在は社会福祉法人の相談支援事業所で相談支援専門員として勤務しておられます。また2013年からは、本学非常勤講師として「精神保健福祉相談援助の基盤 II」をご担当いただいています。

今回主にお話しいただいたのは、ケースワークを中心とする所属先での業務ではなく、それらを実質的に強化することにつながる「地域活動」「専門職としての研修・交流活動」「研究活動」「専門職集団としての活動」などの所属先以外での活動についてでした。

常により弱い人々の側に立とうとすることの大切さについて、ご自身がその難しさに直面されたエピソードにもふれながらお話しくださるなど、全体を通して、実践に裏打ちされた真摯なメッセージに溢れるお話しでした。そして、ソーシャルワーカーがsocialな視点をより一層強めることの必要性や、行動の自由の制限等の人権の制限について、それが精神科医療以外の場面でも生じていることに目を向ける必要性など、参加者が自身の日々の相談支援を再確認する手がかりをお示しいただけたように思います。

 今回のように、豊富な実践経験のある先輩に学ぶことができるのは、長きに亘って対人支援専門職を輩出してきた本学の強みであると言えます。これからも卒業生同士の絆が深まり、広がっていくことを願っています。


【第27回ソーシャルワーク実践研究会】 

 日時: 2021年5月23日(日) 14:00〜17:00

 会場: オンライン

 内容: 講演・質疑 「地域づくりとソーシャルアクション」 榎原紀子さん(精神保健福祉士)

 参加者:11名(卒業生5名、在学生4名、教員2名)

 

【精神保健福祉士とは?】

 1997年に誕生した精神保健福祉領域のソーシャルワーカーの国家資格です。国内では、1940年代後半より精神科病院等に配置され、資格制定以前はPSW(Psychiatric Social Worker)と呼ばれていました。

 現在、国内ではソーシャルワーカーの国家資格には、主に精神障害のある方の支援を専門とする「精神保健福祉士」と、それ以外の領域の問題を幅広く扱う「社会福祉士」があります。資格の別にかかわらず、いずれもが、「ソーシャルワーク」を実践する専門職である「ソーシャルワーカー」です。

 本学では、2008年の精神保健福祉士養成課程開設以降、卒業生のほぼ全員が国家資格を取得して、保健・医療・福祉の現場で活躍しています。

  http://www.mhlw.go.jp/kokoro/nation/psw.html  (厚生労働省のHP)

  http://ifsw.org (International Federation of Social Work=国際ソーシャルワーカー連盟のHP)


お問い合わせ

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公共政策学部 福祉社会学科 山野研究室
Email: n_yamano@kpu.ac.jp

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