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和食文化学科Q&A 授業について

[2019年2月1日]

授業について

Q1.和食文化学科ではどんな授業がありますか?

 和食文化学科では、和食の歴史を学ぶ「和食史学」科目、日本の古典文芸を通じて和食文化を学ぶ「和食文芸」科目、人類としての「食」そのものの意味を考える「食人類学」の分野を中心に、まちづくりや観光、ビジネス論を学ぶ「食経営学」、食品科学や栄養学を学ぶ「和食科学」等の分野を学びます。
 代表的な授業は、食文化原論、和食の歴史、仮名文字入門、食環境を巡る国際社会と日本、京料理の科学、和食サービス論などがあります。詳しくは、こちらのページをご覧ください。

Q2.和食文化学科ではどんな実習がありますか?

 演習・実習科目には、フィールドワーク入門、和食文化学演習Ⅰ~Ⅳと和食文化実習Ⅰ、Ⅱの7科目と卒業研究・論文やインターンシップがあります。このうち、フィールドワーク入門と和食文化学演習Ⅰ・Ⅱと和食文化実習Ⅰ・Ⅱは必修で全員が履修しなければなりませんが、和食文化学演習Ⅲ・Ⅳは、皆さんの興味と関心に応じて面白いと思うものを選択する科目になっています。どの科目も学外からその道の専門家を招いて話を聞くほか、現場に出て食の分野で起きていることを肌で理解していただくことができます。
 フィールドワーク入門は、演習・実習科目の履修に先立ち、学外で他者に接する姿勢や注意点を身につけ、また身につけたり学んだりした事柄を表現する方法を学ぶなど、フィールドワークの基本を習得します。
 和食文化学演習I~IVは、
  1. 仏教や修験道の影響を受けた精進料理の概要を知る「精進料理」
  2. いわゆる京野菜について知り、その生産から調理までを見て一体的に理解する「京野菜」
  3. 懐石料理の形をつくり、その後の和食文化の礎を築いた「茶事」を学ぶ「茶懐石」
  4. 和食の中心である米と、米由来のハレの日の食材である餅、酒について学ぶ「米・餅・酒」
 …で構成されています。
 和食文化実習は、さらに実技に重きをおく「調理実習」と、京都ならではの「町家」での日常食である「おばんざい」を実地で学びます。

Q3.京都で学ぶことについて、どんな特色がありますか?

 国内随一の文化財や歴史研究の蓄積、文化を彩る伝統的な産業の多さ…そんな「京都」での学びは多くの気づきを与えてくれるでしょう。しかし、和食文化学科の皆さんにはその中でも特に、伝統文化に携わる京都の方々に身近に触れ、その態度や姿勢を学んでほしいと思っています。日本文化を理解し、先人たちの営みに思いを馳せ、それを次世代に継承しようという心です。
 日本文化の中心と言われる京都では、多くの方々が日々伝統文化の保存継承に努めています。和食文化の継承を進めるためには、こうした力を借りながら、その取組みをできるだけ多くの人々に正しく伝えていく必要があります。和食文化学科で重視している「実習・演習」は、大学キャンパス内での文献の講読や科学実験から得られる知識を基礎としながら、京都という現場でおきている事柄を実地に見聞きできる授業であり、和食文化の神髄を学ぶ上で生きた知識を身につけられるのが大きな特徴です。

Q4.文学部の他の学科の授業も学べますか?

 もちろん学べます。各学科のいろいろな分野の先生が、少人数教育の特色を活かした科目を多数用意しています。何単位かは卒業に必要な単位としても認められます。
 また、文学部の学生が必ず履修しなければならない国際京都学プロブラムには、和食文化学科からだけではなく、他の学科からも多くの授業が提供されています。日本や欧米の文学資料、歴史に関わる史料を解読していく演習、フィールド演習等、和食文化を幅広く理解するのに役立つ授業ばかりです。また、世界遺産研修Ⅰ(オーストラリア)、同Ⅱ(ドイツ)という短期留学に参加できる授業もあります。

Q5.生命環境学部など、他学部の学科の授業も学べますか?

 和食文化学科の学生は、自由科目として、文学部他学科だけではなく、他学部他学科の科目も卒業単位の一部に加えることができます。(他学部とは、生命環境学部5学科(生命分子化学科、農学生命科学科、環境・情報科学科、環境デザイン学科、森林科学科)、公共政策学部2学科(公共政策学科、福祉社会学科))
 また、本学だけでなく大学コンソーシアム京都に加盟する大学・短大の授業について、受講や単位取得が可能ですし、京都府立医科大学、京都工芸繊維大学の3大学で教養教育を共同化しており、幅広い科目群を用意しています。大学のまち京都ならではの幅広い学びを目指してください。

Q6.どんな外国語を学べますか?

 京都府立大学の外国語教育は、英語、ドイツ語、フランス語、中国語、朝鮮語の5つで、そのうち二つの外国語の履修が必要です。

Q7.歴史の知識は必要ですか?

 必要です。和食文化学科の様々な授業の中でも歴史は重きをおいている分野のひとつです。
 なお、府立大学の文学部には歴史学科があり、学科の先生が全学共通の教養科目と文学部の国際京都学プログラムで、歴史に関する授業を数多く担当しています。そのため入学してからでも十分に歴史を学べますし、得意な人は更に深い知見を得られるでしょう。大学での授業を聞いてもらうと、高校までの歴史の学習と大学の授業がずいぶんと違うことを発見してもらえると思います。

Q8.古典の理解はどの程度のものを求めますか?

 入学時に、高等学校卒業程度の理解があれば大丈夫です。和食文化学科では、高等学校の国語科で学んだ「古典」を読む力をもとに、季節のうつろいや、自然、事物、身近な生活などへの思いを記してきた日本の文芸の中の言葉や表現を通して、食文化についての新しい発見をしていただけるような学びの機会を提供します。

Q9. 生物、化学の知識は必要ですか?

 基礎的な生物や化学の知識は必須です。食品の外観、生物学的構造、主成分とその調理加工による変化、食品機能性など、生物や化学という自然科学の知識は食文化や料理の深い理解には欠かせません。自然科学の知識は人文科学や社会科学の知識同様欠かすことができないのです。高校までの学習で苦手であっても構いません。苦手だけどちゃんと勉強してみようというチャレンジ精神が大切です。

Q10. 食育という言葉を知り、健全な食生活を教える仕事に関心があります。和食文化学科で食育を学ぶことができますか?

 2005年に食育基本法が制定され、知育、徳育と並び、体育の基礎となる食育の重要性が広く理解されています。
 日本人の食生活の変化・和食材の多様化についての理解を深め、食品機能性や安全性など時代とともに求められる対象について考察するための基礎を身につけ、食育に必要な食に対する心構えや伝統的食文化を探求するためのカリキュラムを和食文化学科では用意しています。京都の料理人の皆さんも熱心に食育に取り組んでいます。広い意味では、食育についても学ぶことができます。

Q11.有機栽培、オーガニック食品、地産地消等、農業の新潮流に関心があります。生命環境学部農学生命科学科に関心がありますが、和食文化学科でも農学の勉強ができますか?

 和食の特徴に、多様で新鮮な食材とその持ち味を尊重すること、地産地消やオーガニックを大切にすることがあり、スローフード運動にも通じるものです。こうした新しい農業の潮流をカリキュラムに取り入れた点も和食文化学科の特徴です。
 一方、農学生命科学科は、生命科学と農業科学の急速な発展を背景に「ゲノムから生産まで」と幅広い最新の教育・研究を行っています。
 二つの学科の特徴をよく比べた上で、ご自分に相応しい学科を選んでください。

Q12.食べることは好きなのですが、料理はあまり得意ではありません。それでも授業についていけますか?

 食文化を構成する大きな要素が「料理」です。料理とは、食材を集めたり、生産したり、保存したりし、さらに発酵させたり、加熱して食べられるようにする一連の操作です。料理は人間だけがおこなう行為で、科学的な知識を含む学術、庖丁使いや発酵などの技術、そして五感にうったえておいしさを追求する芸術という3つの術を動員しておこなう人間ならではの知的活動です。料理に対する関心なくして食文化の理解は深まらないと思いますので、積極的に料理することを心掛けてください。

お問い合わせ

京都府立大学 京都和食文化研究センター
電話: 075-703-5251 ファックス: 075-703-5149

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