沖縄県の高校生が本学を訪問しました
11月8日(土)、沖縄県教育委員会の「進学力グレードアップ事業」により、沖縄県の高等学校から選抜された生徒さんたちが本学を訪問しました。受け入れは文学部日本・中国文学科が担当しました。
訪問は午前と午後の二回にわたって行われました。午前・午後それぞれ25名の高校生が、教諭の方々に引率されてバスで到着、日本・中国文学科の教員と学生の出迎えを受けて教室に入った後、まず小松謙教授が大学の概要を説明し、続いて小松教授が「水滸伝の豪傑たち」、藤原英城教授が「日本近世文学と中国文学」、鳴海伸一講師が「日本語への漢語の受容」という相互に関連した内容で、リレー形式による模擬講義を行いました。高校生の皆さんの希望する進路はさまざまで、理系に進みたいと考えている人も多かったのですが、みんなとても熱心に耳を傾けていました。
模擬講義の後、本学教員と学生が学内を案内しました。稲森記念会館の前では、建物のすばらしさに歓声が上がりました。南国から来た皆さんには、始まったばかりの紅葉の美しさも印象的だったようです。
続いて、文学科第二演習室で、日本文学・中国文学の資料を実際に手に取りながら懇談しました。実物を手にして、高校生の皆さんは興味津々、さまざまな鋭い質問も飛びました。
たっぷり府立大を堪能した後、皆さんはバスで大阪に向かいました。立ち去る前には、「この大学はすてきです」「ぜひここに来たい」といった声も聞かれました。来てくださるのをお待ちしています!