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学長メッセージ

[2015年4月1日]

学長メッセージ

京都府立大学学長 築山 崇(つきやま たかし)

プロフィール

 昭和59年9月京都大学大学院教育学研究科博士後期課程中退。
 平成4年4月から本学勤務。平成14年本学教授、大学評議員、地域連携センター長、教務部長、副学長を歴任し、平成26年4月から現職。
 主な研究領域は、教育学(生涯学習・社会教育)。

ごあいさつ

 京都府立大学は、2015年に開学120年の節目を迎えました。その前身は京都府簡易農学校(1895年創立、のち農林専門学校)と京都府立女子専門学校(1927年創立)であり、1949年の新制大学発足後、それらを基礎として一層発展し、さらに2008年の法人化と学部・大学院の再編をへて、現在、文学部・公共政策学部・生命環境学部の三学部と文学研究科・公共政策学研究科・生命環境科学研究科の三つの大学院で構成されています。

 わたくしたちは、2008年4月の法人化にあたり、大学構成員のすべてが共有すべき「京都府立大学の理念」、および理念をふまえた「京都府立大学行動憲章」を制定しました。「行動憲章」の前文には「長い文化的伝統を持つ京都の地において、本学が百十余年にわたって府民に支えられつつ学問の府として活動してきた歴史を踏まえ、学生とともに、これからも京都府の知の拠点として、その使命を果たし続けます。そして、自主自律の精神のもと、大学人の自覚を持ち、豊かな知性と教養、高い専門能力と倫理的判断力を備えた人材を育成し、高度で独創的な研究を推進することによって、自然との共生をはかりながら、地域社会の発展と府民生活の向上、さらには人類の幸福に貢献します」とうたい、わたくしたち大学構成員が実現にむかって実践すべき指針と課題を提示しました。

 京都府立大学の特色は、人文・社会・自然科学にかかわる三学部・三大学院をそなえた小規模総合大学であるという点にあります。学部学生収容定員1,683名に対し、専任教員153名という条件を活かして、ゆきとどいた少人数教育を実施し、社会の中堅をにないうる人物を各分野に輩出しています。教職員と学生との距離も近く、教職員・学生一体となって、独創的な教育・研究にとりくみ、堅実で和やかな学風・校風を誇りにしています。

 国立・私立大学と同様に、公立大学もまた高等教育機関として、真理の探求と人格の向上という教育研究上の共通の使命を担っています。公立大学としての京都府立大学には、さらに特有の使命があります。それは、地域社会の発展と府民生活の向上に貢献するという、いわば「京都府の知の拠点」としての使命です。この使命をはたすために、わたくしたちは、地域連携センター・京都政策研究センターを附設し、地域社会・府民・京都府との連携・協力のもとに、地域課題に呼応する研究や政策提言をおこない、また生活・文化などをめぐる府民の様ざまな願いにこたえて、生涯学習講座など種々の事業を展開しています。現在さらに、隣接する京都府立総合資料館と連携し、京都の歴史と文化を研究し、広く世界に発信することを目的として、国際京都学センターの設立を準備しています。

 わたくしたちは、地域社会・府民の理解と協力をえながら、小さいけれど、世界のなかで個性輝く、存在感のある公立大学の実現をめざしています。新鮮な活力に満ちた大学づくりに向けて、ご質問やご意見などありましたら、学内外を問いません、自由にお寄せください。

 

学長ビジョン

 京都府公立大学法人第2期中期計画(2014-2019)を基本に、府立大学の重点課題をわかりやすく発信していくため、本年4月以降、正副学長・事務局長等での意見交換も踏まえて、この学長ビジョンを作成しました。
 今後、取組の進展や大学を取り巻く社会状況の変化に応じて、随時更新していきます。

京都府立大学 nextビジョン 2015創立120周年を前に
2014.11.18
京都府立大学 学長 築山 

躍動する府立大学 3つの柱

 大学の社会的存在価値が様々な角度から問われる中、本学も研究教育の質を一層高め、その府民的価値をより明快に打ち出していくことが求められています。府立大学の新たな魅力づくりに向けた目に見える動きを、次の3つの柱でつくりだしていきたいと考えます。

特色のある教育・研究で存在感を高める

 本学の存在感を高めていく上では、少人数教育による堅実な人材育成多彩な地域貢献で定評のある本学の教育・研究の質を一層高めていくことを基本としながら、今後本学の特徴を際立たせていくプロジェクトとして、斬新な切り口での京都学の深化、和食文化にかかわる研究教育、産学公連携の強化の3つをあげることができます。これらは、国際京都学センターや和食文化の教育研究にあたる新たな学部(学科)の開設、精華キャンパスの機能充実というソフト・ハード両面にわたるものであり、躍動する府立大学の存在を体現する取組となります。

2北山文化環境ゾーンに魅力ある学びと交流のエリアを創出する

 2016年度に開設が予定されている国際京都学センターは、本学と総合資料館との共同により、京都の文化・芸術・学術等の研究並びにそのネットワーク形成を通じて、「京都学」の新局面を切り拓くとともに、国内外に向けてその成果・情報を発信していくことを目指しています。

 本学と、医科大学、京都工芸繊維大学の三大学共同による教養教育の展開は、「時代が求める教養教育」と新たな学生のライフスタイルの創造・発信を、新図書館は総合資料館との連携を機に、学生の学習支援の強化・府民の学習機会の充実を図ることを目指しています。

 多様な学生の主体的参加と、府民との交流によって、北山文化環境ゾーンに魅力ある学びの空間を生み出していくことを目指します。

3.産学公連携の強化で地域産業の振興に一層の貢献

 第1期中期計画期間に、地域連携センター、京都政策研究センター、産学公連携拠点施設や実験施設を相次いで開設し、自治体や民間企業等との連携・協働を進めてきましたが、「学研オープンイノベーション拠点」での研究活動の展開も視野に、リエゾンオフィス機能の強化による研究成果の技術移転の促進などが今中期の重点的な課題となっています。

 この課題達成のために、農業・生物生産分野などでの先端的研究における本学の強みを活かした新たな研究・教育組織、施設の計画づくりを、キャンパス整備の全体構想に位置づけて進めていきたいと考えます。

3つの柱に共通する基盤・課題

 これら3つの柱を支える情報基盤整備や、国際化の推進も必須の課題です。25年度にとりまとめられている計画をもとに、展開を図っていきたいと思います。

おわりに

 来年2015年に、府立大学は創立120周年を迎えます。来年度の大学祭の日程に合わせて、メインイベントを企画すると同時に、記念イヤーとして、様々なアイディアが現在検討されているところです。

 なによりも、府立大学の未来を描く機会としていきたいと思っています。

お問い合わせ

京都府立大学企画課

電話: 075-703-5147 FAX: 075-703-4979

e-mail: kikaku@kpu.ac.jp


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