京都府立大学京都政策研究センターを設置しました
[2009年9月4日]
京都府立大学では、京都政策のシンクタンクとして、このたび、新たな全学組織である「京都政策研究センター」を設置し、本格的な活動を開始することといたしましたので、お知らせいたします。
発足を記念して、同センター事務局が入居する本学南隣の「京都府職員研修・研究支援センター」において、9月2日に山田啓二京都府知事とともに看板の掲出を行いました。
上記センターの概要並びに京都府との協働研究の概要
1.センターの概要
○組織の性格
地域連携センターとの連携の下に、公共政策学部が中心となって運営する、全学的な「政策研究や政策系研修等の実施組織
○所掌事項
(1)京都府政の重要課題に係る政策研究に関すること
(2)地方公共団体等との共同研究及び受託研究等に関すること
(3)行政職員等の政策立案能力等の向上に関すること
(4)政策研究の成果の府民等への還元に関すること
(5)その他センターの設置目的を達成するために必要な事項
2.協働研究の趣旨並びにテーマ
○趣 旨
京都には、文化や環境などに対する優れた感性や他にはない強みがあり、また、長い南北軸や、農山村から大都市まで様々な地域個性が混在するなど、京都特有の歴史的、地理的、社会的条件がある。京都府と府立大学が深く連携し、これら京都の依って立つ基盤を分析し、京都の地域課題の解決や競争力を高める政策の研究、形成を行う。
○当面の協働研究テーマ
(1)持続的発展可能な京都ならではの地域環境政策に関する研究
(2)府民福祉の新たな展開に関する研究
(3)地域力再生・活性化のための国内外政策事例研究