京都府立大学では、京都府内の地域振興や産業・文化の発展等に貢献することを目的として、地域貢献型特別研究(ACTR)を実施しています。府内各地で本学教員が自治体、NPO、経済団体などと連携して、地域課題解決に向けた調査研究活動に取り組み、地域と大学を繋ぐ研究に取り組んでいます。
平成24年からACTRにおいて京都府及び伏見酒造組合と連携し、京都府独自の酒造好適米「祝」と酒造原料米の新品種「京の輝き」の特性を研究し、平成26年には府大オリジナル酒「なからぎ」をプロデュースしました。その「なからぎ」が、令和2年に、京都市産業技術研究所で新酵母「京の恋」が研究開発されたことにより、酵母の変更、ならびに透光性の低い緑色の瓶へとリニューアルいたしました。この度、新たな「なからぎ」のお披露目と共に、報告会を開催することといたしましたので、お知らせいたします。
【日 時】 令和3年1月29日(金) 14:00~16:00 (開始時間前から入室可能です。)
Zoomにて配信 ※無料・事前申込要・70名まで 下記専用フォームにてお申込みください。
お申込みフォーム☞ https://chiemori.jp/sangaku/?page_id=22329&preview=true
【内 容】
『京都府オリジナル酒「なからぎ」の歩みとリニューアル』
1.「「純米吟醸なからぎ」開発の経緯とリニューアルの狙い」
生命環境科学研究科 教授 増村威宏
2.「酒米「京の輝き」の育成とその後」
伏見酒造組合 前原料委員会委員長 若井芳則 氏
3.「京都市産技研の清酒酵母開発と新酵母「京の恋」について」
京都市産業技術研究所 次席研究員 清野珠美 氏
4.「産学公連携の大学オリジナル商品のマーケットに関する考察」
生命環境科学研究科 准教授 中村貴子(本報告会 コーディネータ)
※講演後にパネルディスカッションや質疑応答も予定しております。ぜひご参加ください!
「なからぎ」成果報告会チラシ
「なからぎ」成果報告会のチラシです。
1月29日(金)地域貢献型特別研究(ACTR)「府立大学オリジナル酒『なからぎ』の歩みとリニューアル」リモート成果報告会 を開催!への別ルート