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Pick Up!研究室



文系及び理系の研究室からひとつずつピックアップし、研究テーマや所属するゼミ生の声をお届けします!
今回は「文学部 国際文化交流ゼミ」と「生命理工情報学部 機能分子合成化学ゼミ」をご紹介します。

※令和8年10月時点の情報です。

【文学部 国際文化交流ゼミ】
文学部 国際文化交流学科 山口 エレノア 教授

~Keyword~
#国際文化 #人間的交流 #外交 #ジャポニズム #日本趣味 #日英交流 #歴史的な視点 #幕末・明治時代
~Profile~
イギリス北西部生まれ。
イギリスシェフィールド大学日本学専攻卒業後、青森市国際推進課国際交流員として勤務。
京都大学大学院人間・環境学研究科修了。
博士(人間・環境学)。
専門分野:日本学、国際文化交流学、日英文化交流学、京都学、ジャポニズム学。主著に『英国と日本―日英交流人物列伝』第7巻(2010年)と第9巻(2015年)、佐藤洋一郎他編『和食文化入門』(2021年)。

山口エレノア先生の写真

グローバル社会での人間関係を考える文化的な理解力アップ!

私は、日英関係、そして日英文化交流を研究する上で、一人ひとりの人間が最も重要な存在であると考えています。国家間の交流や外交、「草の根」国際交流も、人と人との関係なくして成り立ちません。そのため、私の研究では、歴史的に日英文化交流に重要な役割を果たした人物に注目し、彼らの活動や経験から、国際文化交流のあり方を考察しています。

また、ヴィクトリア時代に英国を体験した日本人と、幕末・明治期の日本を体験した英国人が、それぞれ相手国の文化をどのように理解したのかを、ジャポニズム研究の視点からも考察しています。私自身、日本在住の英国人として国際交流を経験し、差別や偏見にも直面してきました。異文化への無理解は偏見につながりますが、相互理解を深めることで、より良い文化交流と外交関係を築くことができると考えています。

私のゼミの学生たちが興味を持つテーマは様々で、着物、お茶・紅茶の世界、庭作り、医学、ホテル経営、文学、王室と皇室、ダンス、音楽など色んな分野での文化的交流を検討しています。
皆さんも国際文化交流を通して、相互理解について考えてみませんか。

ゼミで使うジャポニズム関連の本の写真

ゼミで使うジャポニズム関連の本

授業で卒業論文について話し合う様子

授業で卒業論文について話し合う様子

ゼミ生の声

文学部 国際文化交流学科 3回生
トゥルーシェ 素海 さん

>どんな雰囲気のゼミですか?
気軽でフレンドリーに話し合える教授と学生が多く所属しており、意見交流や親睦を深めることができます。
アットホームな雰囲気なのでとても居心地の良いゼミです。

>「このゼミでよかった!」エピソードをきかせて!
研究の自由度が高く、興味を持った分野について徹底的に追及することができ、行き詰まってしまった時でも気兼ねなく周りに相談できるところです。

>あなたが取り組んでいる研究テーマは?
明確な研究テーマは未定ですが、日英関係における出来事について、歴史の「全体像」よりも「個人」にスポットライトを当てて、狭く深く研究していきたいです。

>今後の目標を教えてください。
残りの大学生活では自分の考えをうまく言語化する力を培いたいです。
さらに在学中に海外経験を深め、学びを活かしてグローバルに活躍する人になりたいです。

【生命理工情報学部 機能分子合成化学ゼミ】
生命環境科学研究科 今吉 亜由美 講師

~Keyword~
#有機合成化学 #超分子化学

今吉先生の写真

~Profile~
京都大学薬学部卒業。
京都大学大学院薬学研究科博士後期課程薬科学専攻修了、博士(薬科学)。
2017年10月より京都府立大学大学院に勤務。
2017年~2021年に産休育休病休 (各2回)のため研究中断。
2025年10月より科学技術振興機構(JST)さきがけ研究者(兼任)。

創りたいモノを創る楽しさ

暗記が苦手で、考えて理解しないと何も覚えられない私が高校生だった頃、夏休みにはじめて大学の化学に触れました。そこには、電子の流れを矢印で書くことで、自然と出発物から生成物へつながっていく世界が広がっていました。大学の化学は、理解したら、わかる。その面白さに、大学では化学好きの仲間と自学自習に明け暮れました。

研究室に入ると、机上で考えていた化学が、現実の「モノ」になりました。まだ世の中の誰もつくったことのないモノを、自分の手で、創れる。試行錯誤の連続ですが、その過程すら楽しい。その合成化学の面白さと奥深さが、現在の超分子研究の根底にも、ずっと流れています。

創りたいモノを創る。

その技術と知識をもち、自分で考え、自分の手でモノを創れる、いわば「職人」を育てる。それが私たちのゼミです。その職人技さえあれば、創るモノの出口は、薬や光る色素、材料だったり、まだどんな物性をもつか誰も知らない、自分が世界ではじめて手にする化合物だったりします。

考え、試し、失敗し、また考える。そして、それまで世界になかったモノが、自分の手の上にある。その喜びを、皆さんとも研究への挑戦を通じて、一緒に感じていけたら嬉しいです。

研究室の様子

私たちが創りました。

分子模型の写真

美しい分子たち

ゼミ生の声

生命理工情報学部 生命分子化学科 4回生
古荘 乃野 さん
>どんな雰囲気のゼミですか?
落ち着いた雰囲気の中で、一人ひとりが自分で考えながら研究に取り組んでいます。
遅くまで実験した日は、みんなでごはんを食べに行くなど交流も盛んです!

>「このゼミでよかった!」エピソードをきかせて!
研究は難しいこともありますが、実験が上手くいったときは格別です。
試行錯誤しながら自分の力で答えを見つける楽しさを知りました。

>あなたが取り組んでいる研究テーマは?
光によって形が変化する特殊な分子を合成し、その構造や性質を調べています。
現在は光を当てて分子の形を変えることで、分子の性質がどう変わるかを調べています。

>今後の目標を教えてください。
大学院で有機化学の研究もさらに深め、化学の力で新しいものを生み出す力を身に着けたいです。
将来は化学メーカーの研究開発として、社会に貢献できる研究に携わりたいです。

お問い合わせ

京都府立大学 広報委員会事務局
TEL:075-703-5147
E-mail:kikaku[a]kpu.ac.jp
※[a]を@に変更してください。
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