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学生生活

国立華僑大学(中国厦門市)での講演及び先方学生との交流について


 生命環境科学研究科の福井亘教授が、本学協定校である国立華僑大学(中国厦門市所在)を10月末から11月初頭にかけて訪問し、在学生向けに「京都の庭園 坪庭の空間」及び「京都の生活空間と景観」と題し、2回にわたって講演を行い、総勢75名程度の学生が参加しました。
 2014年から本学と交流を深め、2016年に学術交流協定を締結し、相互に学生や教員派遣、国際シンポジウムの開催など活発に交流を深めています。特に、京都の庭園に関する講演については、今回が8回目となります。京都の町中には、大小さまざまな庭がある中で、今回は特に京町家でもおなじみの「坪庭」について、その形成に至る歴史的背景から、その発展形と現在に至る前の変遷を中心に講演しました。参加学生が風景園林を専攻する学生であることから、大変興味を持って聞いてくれ、参加学生からは実際に現地(京都の庭園)も見てみたいとの声も上がりました。
 また、「京都の生活空間と景観」の講演では京都で学ぶことの良さを伝えるために、京都で1年を通じての四季の生活様式や建築、庭園、街並み、自然などといった景観、風景について説明をしました。京都の伝統、文化、歴史、食、そしてアニメーションなどのサブカルチャーを交えながら、京都で学ぶ意義や楽しさ、その中での府立大学での学びを伝えてきました。
本学から留学中の大学院生2名も参加し、参加学生からの質問を受け、学生目線で、京都で学ぶ楽しさを伝えるなどのアンバサダー的役割を果たしてくれました。特に、令和6年4月以降に本学へ交換留学で来る予定の3名の学生にとっては、事前の学びにもなり、留学への期待が高くなったと期待に胸を膨らませていたようでした。
 加えて、留学中の2名の受入教員である華僑大学の董靚先生の研究室も併せて訪問し、留学中の学生の研究にかかる進捗状況等について話を伺い、彼らの留学の成果を感じられる貴重な時間となりました。
 今後も、華僑大学での「庭」、「ランドスケープ」の講演を継続していくとともに、両大学の更なる交流の深化に取り組んでいきます。

「京都の庭園 坪庭の空間」講演後に
(福井教授は最前列右から2人目)

国立華僑大学の学生からの質問に答える本学大学院生

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