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京都府立大学 イベント情報

第71回 鴨叡会・生命化学科セミナーを開催します


生命化学科では、各方面で活躍している国内外の研究者の方々を講師として招き、「鴨叡会・生命化学科セミナー」を開催しています。第71回 鴨叡会・生命化学科セミナーを下記の通り、開催します。

第71回 鴨叡会・生命化学科セミナー
日時: 2025年6月10日(火) 14時00分~16時00分
場所: 稲盛記念会館2階 会議室
演題: 「半世紀に亘るフッ素導入試薬の開発の歩み」
演者: 梅本 照雄 先生 (米国・フロリダ大学化学科)
内容:  有機フッ素化合物は、機能性材料や医薬品をはじめとする生体関連物質として幅広く利用されており、多くの応用例が報告されています。しかし、フッ素ガスの爆発性・毒性に代表されるように、フッ素の導入には困難が伴い、他のハロゲン化合物の合成法と比較して大きく立ち遅れていました。
梅本先生は、フッ素化学は危険な分野だと思われていた半世紀前にその化学に挑み、その結果、フッ素化合物の合成に有用な数多くの取り扱い易いフッ素導入試薬の開発に成功されました。その多くはさまざまな物質への適用が可能で、なかでも人名試薬の「Umemoto試薬」は市販されて広く活用されています。
このたびは、梅本先生のご帰国に際し、先生の長きに亘る研究成果についてご講演いただくこととなりました。試薬の設計手法やその応用、また研究の取り組み方、進め方なども含めて貴重なお話を伺える機会となっております。また、梅本先生は、研究者としてのキャリアを主に企業で積んで来られました。企業への就職において学位を取得しておくことの重要性についても触れていただくことを予定しております。




多数の皆様のご来聴を歓迎いたします。

◆連絡先◆
~生命化学科 機能分子合成化学研究室~
椿 一典・今吉亜由美
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