エコタイプ次世代植物工場(パイロット工場)
平成24年4月、精華キャンパス内に、エコタイプ次世代植物工場がオープンしました。
特色
- 太陽光発電と燃料電池ですべての電力をまかなう
- LED の使用による低電力・高効率の作物育成
- 水の循環再使用により、水路のない所で農業生産が可能
- 健康機能性成分を多く含む作物の栽培条件を設定できる
- 完全無農薬栽培, 低ランニングコスト
- 肥料成分は使いきり、環境に放出しない
- 低硝酸塩野菜を栽培可能
- 完全自動化運用をめざす
目的
- 京都府立大学産学公連携施設内に設置する太陽光発電・燃料電池で運用する「エコタイプ次世代植物工場」を使用して、創エネ・省エネの次世代植物工場について試験研究を行っています。
- 主要な野菜・作物・薬草等(以下作物と総称する)の基本的栽培技術を確立するとともに、抗酸化能が高くミネラルの豊富な健康機能性の高い作物を育成する栽培技術の確立をめざしています。
- 関連する企業や諸団体と連携してオープンな産業イノヴェーションに貢献するとともに、試験研究の成果をふまえて、京都府の推進する環境アグリバイオパーク構想の実現に向けた取り組みを行います。
研究会
試験研究を行うほか、会員間の交流及び研修等を行うことを目的として、「エコタイプ次世代植物工場研究会」を立ち上げました。 <会員募集中>
なお、入会に関するお問い合わせは 京都府立大学 精華キャンパス事務部( eco_plants@kpu.ac.jp )まで。