やさしい英語によるストーリーテリングを味わってみませんか?
美しいイギリス英語の響き、楽しい音楽にのせて、英国人Ben Fairlightによる英国を始めとした世界各地の不思議な、わくわくするお話に耳を傾けてみましょう。
あなたの「心」がやわらかに癒され、あなたの「魂」にとって、何よりの栄養となるでしょう。英語によるストーリーテリングを通じて、英国、英語圏の文化の一端にふれることのできる素晴らしい機会を、どうぞお見逃しなく!
日時: 2008年 8月11日(月) 午後2時-4時
会場: 京都府国際センター(JR京都駅ビル9階) URL: http://www.kpic.or.jp/
主催: 京都府立大学文学部 欧米言語文化学科
共催: 京都府国際センター
後援: ブリティッシュ・カウンシル
入場無料、事前申込不要
問合せ先: Fax 075-703-5243京都府立大学文学部 英語学研究室
通訳なし、やさしい英語で語られます。英語、英国文化に興味をお持ちの方も、そうでない方も、年齢を問わず、どなたでも大歓迎!
performance終了後、会場でBen Fairlight氏を囲んでinformalな交流会を開きます。これにもご参加ください。
ストーリーテリングとは?
なにやら聞きなれないことばですが、要するに「お話を語ること」。語り部はストーリーテラーと呼ばれています。日本でも、昔は囲炉裏端で、おじいさん、おばあさんが、子どもたちに昔話を語っていました。
時代を遡れば、ギリシャでは「イリアス」などの壮大な叙事詩がいく晩にもわたって、延々と語り続けられました。そのような伝統は世界中のいたるところに見られます。「ことば」と「想像力」を与えられた人類は、昔から「お話」を聞くことを楽しんできたのです。そうして、 人々は、お話を魂の糧としてきました。
現代では昔話や物語の聞き手は、主に子どもたちですが、17世紀以前は主に聞き手は大人たちでした。村の長老や放浪のストーリーテラーたちが、人生の叡智を「物語の語り」で語り、「説明の言葉」では伝えきれない、深い真理や夢幻の世界を生きた言葉として伝え、人々のイマジネーションに訴えてきたのです。私たち人間に与えられた「想像」の翼をひろげて、お話の世界を旅してみませんか。