平成29年度演習林野外セミナー 高校生のための「大学の森・森林科学 野外実習コース」@大野演習林を 7月23日(日)に大野演習林で開催しました。
これはオープンキャンパスの関連行事として森林科学科と演習林が共催で行ったもので、地域貢献としての目的を掲げつつ、森林科学科の実習を模擬体験してもらうことも目的の一つとしています。
当日は、参加者29名(うち一般の方2名)と森林科学科教員が南丹市美山町肘谷にある大野演習林に大学バスで赴き、そこに演習林職員と本学の学生森林ボランティアサークル「森なかま」も加わり、総勢51名で次の体験プログラムを実施しました。
大野学舎案内と主催者スタッフ紹介
◆森林散策と樹木観察
森林科学科教員が演習林の渓流を中心に涼を感じながら森林を散策し森の生態を解説
涼しい渓流を歩きながら樹木観察
葉っぱで樹木を見分ける解説中
◆製材及び木工体験
森なかまが身近な木材の製造過程を説明し、丸太から板にしたり木材でペン立てやコースターを作るのを手伝いながら交流
北山スギでペン立てを作成中
製材する毎に木目が変わることを実感
演習林職員が利用のPRとして、竹で作った器、箸及び流しそうめん台を提供し、涼つながりのそうめんを味わいながら交流
その他にも全体のプログラムを通じ暑さを忘れ、参加者、教職員及び学生が一つになって学び・体験、また交流した一日となりました。
竹材の利用を促進するための涼しげな流しそうめん
参加者、教職員及び学生全員の集合写真
*今年の秋には久多演習林で演習林野外セミナー「大学の森への誘いコース」を開催する予定です。
対象は小学生高学年以上(小学生は保護者同伴)です。
詳細は10月にホームページ上でお知らせする予定です。こちらもご参加をお待ちしております。