舞鶴市堂奥地区現地調査成果報告会を開催
文学部歴史学科では、舞鶴市教育委員会と連携して、地域貢献型特別研究「舞鶴市の文化遺産調査と活用」(研究代表:上杉和央)を実施しています。今回共同で舞鶴市堂奥地区で進めてきた現地調査の成果について報告しました。
報告会の内容
日 時 2015年3月1日(日)14:00~16:00
場 所 堂奥公会堂(舞鶴市堂奥2368-2)
主催:舞鶴市教育委員会・京都府立大学文学部歴史学科文化遺産コース
報告1「堂奥の現地調査と区有文書調査でみえてきたこと」
東 昇(京都府立大学准教授)
報告2 「山口神社の祭と地蔵盆の関係性」
樋口 隼(京都府立大学3回生)
報告3「堂奥地区山口神社の石造物調査」
田島 靖大(京都府立大学3回生)
意見交換会
学生の参加記
今回は「堂奥の現地調査で見えてきたこと」、「山口神社の祭りと地蔵盆の関係性」、「堂奥地区山口神社の石造物調査」の3つの報告と地元の方々との意見交換会が行われました。あいにくの雨ではありましたが、約30人の多くの方に参加していただき、大変にぎやかな報告会であったように感じます。意見交換会では、気になる点や間違っている点を数多く指摘していただいたこともあり、大変有意義なものとなりました。
私個人もこのような報告会は初めてでした。そのため、報告するにあたっていくらか緊張し、至らない点も多かったように感じます。そのような中で地元の方々に温かく接して頂いたことは非常に感慨深く、報告もつつがなく終えることができました。今後も堂奥の調査を続けていくなかで、なにか心に残るものを見つけられればと思います。
なお当日の様子は、京都新聞に掲載されました。(歴史学科3回生 樋口隼)