平成26年10月31日
京都府立大学
平成26年4月3日に龍谷大学から関係者が来校し、当時同大学に在職していた本学元文学部教授(退職後、名誉教授の称号を授与)の研究活動における不正行為(盗用)について、本学在職当時にも不正行為があったかどうか、文書と口頭にて調査の依頼がありました。
ついては、本学に直ちに調査委員会を設置し、慎重に調査を実施した結果、不正行為があったことを認定し、下記のとおり対応しましたので、お知らせします。
研究活動における不正行為は、学術及び科学への信頼を著しく毀損し、その発展を妨げるものであり、決して許されることはありません。本学においては、これまでから全教職員への規範意識の向上、規程の整備など不正の未然防止に努めてきたところですが、この度、このような不正行為を行った教員が在職していたことに対し、本学学生及び府民の皆様はじめ多くの方々の信頼を損ね、多大な御迷惑をおかけしますことを、深くお詫び申し上げます。
本学といたしましては、こうした不正行為に対しまして、これまで以上に厳正に対応し、大学としての使命と責任を果たし、社会から信頼を得られるよう、不正行為の防止に一層努めてまいりたいと存じます。
記
1 当該教員
元文学部教授 菅山謙正(すがやま けんせい) 氏
専門分野:英語学、言語学、語彙意味論、Word Grammar 等
2 在職期間
平成18年4月1日~平成25年3月31日
3 研究不正の内容
論文等における不正行為(盗用)
4 大学の対応
・名誉教授の称号の取消(平成26年10月20日)他
調査概要等