ページの先頭です

歴史学科の学生が京丹後市大宮売神社で展示解説をしました

[2014年10月9日]

京丹後市制10周年記念文化財特別公開への協力

  • 京丹後市では、市制10周年にあわせて、文化財の特別公開を実施しました。10月4日(土)には本願寺・円頓寺・宗雲寺、5日(日)には網野神社・大宮売神社・慶徳院の文化財を公開し、京丹後市内を中心に府内外から多くの方々にお越しいただきました。
  • この特別公開にあたり、文学部歴史学科では、京丹後市教育委員会と連携し、平成26年度地域貢献型特別研究費「京丹後市内における学校・公民館・寺社などの地域史資料の調査・整理・保存に関する研究」(代表:小林啓治教授)の一環として、教員と学生が協力して大宮売神社の展示をリニューアルし、特別公開当日(10月5日)には学生らが展示解説をおこないました。

大宮売神社の展示が新しくなりました

神社と地域の歴史を語る史資料

  • 大宮売神社は、京丹後市大宮町周枳(すき)に所在し、丹後国二宮としてふるくより著名な神社です。その境内からは弥生時代の土器や古墳時代の祭祀遺物が出土しており、もともと弥生時代の集落であった場所が、やがて古墳時代に信仰の場となり、さらに神社として整備されていった歴史がうかがえます。
  • また、神社境内から出土した遺物のほかに、旧大宮町を中心とした地域で発見された縄文時代の磨製石斧、弥生時代の土器、古墳時代の須恵器・土師器・鉄器、中世の経筒などが社務所に収蔵されており、戦前から戦中にかけて、神社が地域の文化財を保管する博物館のような機能を担っていたことがわかります。

展示のリニューアル

  • 大宮売神社では、以前から社務所内の展示ケースを利用して、神社のなりたちをしめす史資料や周辺地域の文化財を展示してきました。今回、市制10周年の特別公開にあわせて、展示されている史資料を歴史学科の学生が整理し、市民にわかりやすく神社と地域の歴史を伝える場所として、リニューアルしました。
  • 神社が所蔵する文書・経典・日記や扁額などは横内裕人准教授と中世史を専攻する大学院生・学生が調査にあたり、神社境内と周辺の遺跡から出土した考古資料は、菱田哲郎教授と向井佑介講師の指導のもと考古学を専攻する学生たちが整理しました。

歴史学科の学生が展示解説をしました

  • 特別公開当日の10月5日(日)は、10時から16時まで展示室を公開し、ご来場の方々に学生が分担して展示解説をおこないました。台風18号の影響が心配されましたが、ときおり小雨の降るなか、80名ほどの方々がご来場くださり、熱心に学生の解説に耳を傾けてくださいました。
  • 大宮売神社の歴史と、扁額や和歌短冊・日記・経典などについて、中世史を専攻する博士前期課程2年の三輪眞嗣君が解説しました(写真上)。考古資料の解説は、考古学を専攻する学部3回生が担当しました(写真中)。神社境内の遺物は速水佑佳さんが、周辺遺跡の出土遺物は板垣優河君と中村彰伸君が分担して説明しました。また、社殿の建築や境内の石燈籠については、中世史を専攻する学部3回生の山口魁人君が解説しました(写真下)。
展示解説のようす(1)

神社の歴史と文書史料の解説のようす

展示解説のようす(2)

考古資料の解説のようす

展示解説のようす(3)

神社境内の解説のようす

  • 大宮売神社の宮司さまをはじめ関係のみなさま、また当日ご来場いただいたみなさまに、厚くお礼申し上げます。

お問い合わせ

京都府立大学文学部

e-mail: gakuji@kpu.ac.jp


歴史学科の学生が京丹後市大宮売神社で展示解説をしましたへの別ルート

Copyright (C) Kyoto Prefectural University All Rights Reserved.