去る12月8日金曜日午後6時から(~7時半)、京都府立大学、合同合議棟3階、第5講義室にて、饗庭孝男講演会「モーツァルトを聴く喜び」が開催されました。
250年前に生を受けた音楽の天才について、その「無時間的な力」や広い意味での「宗教性」について、古今東西の芸術に通暁された氏ならではの説得ある論説と、また要所要所で実際に鑑賞したモーツァルトの曲によって二重に味わい深い講演会となりました。100名近い参加者の皆さんも、最後まで熱心に聴講され、まさしくモーツァルト・イアーを締めくくるに相応しい夕べのひとときでした。