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丹後地方の海藻「アカモク」のDNA分析に成功

[2016年12月28日]

丹後地方の海藻「アカモク」のDNA分析に成功

発表者
久保中央(京都府立大学大学院生命環境科学研究科・准教授
     併任:京都府農林水産技術センター生物資源研究センター・基礎研究部参事)
道家章生(京都府農林水産技術センター海洋センター・主任研究員)
西垣友和(元:京都府農林水産技術センター海洋センター・副主査、
     現:京都府農林水産部水産課・主査)
辻元人(京都府立大学大学院生命環境科学研究科・講師)

 京都府立大学大学院生命環境科学研究科の久保中央准教授と辻元人講師、京都府農林水産技術センター海洋センターらの研究グループは、丹後地方の特産で、現在、京都府が養殖化を進めている海藻「アカモク」の研究に取り組み、アカモクから個体差や地域差が生じやすいDNA領域(単純反復配列、SSRやマイクロサテライトとも呼ばれる)を単離し、京都府沿岸6箇所の漁場から採取したアカモクのDNAを分析しました。その結果、丹後地方のアカモクが漁場によっては遺伝的に分化していることが明らかになりました。本研究の成果は、“海の京都”ならではの海洋生物の生態に関する理解にとどまらず、今後のアカモク養殖の生産振興に向けた活用が期待されます。

・発表雑誌
Journal of Applied Phycology
  Springer Netherlandsが発行している藻類に関する国際学術誌
  (2016年 インパクトファクター 2.372)

・著者
Nakao Kubo, Akio Douke, Tomokazu Nishigaki & Gento Tsuji

・論文タイトル
Development and characterization of simple sequence repeat markers for genetic analyses of Sargassum horneri (Sargassaceae, Phaeophyta) populations in Kyoto, Japan


  本論文は、責任著者を久保准教授が務め、12月27日に電子ジャーナル版で発表されました。
  本研究は、アカモクの有効利用法の模索に関する、府大ACTR(京のブランド野菜「花菜」の根こぶ病防除体系の確立に向けた調査研究 研究代表者:辻元人)の一環で行われました。

・DOI: 10.1007/s10811-016-1041-y

お問い合わせ

生命環境科学研究科 植物病理学研究室  辻元人
電話 075-703-5664

丹後地方の海藻「アカモク」のDNA分析に成功への別ルート

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