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文学部岡本隆司准教授編『宗主権の世界史 東西アジアの近代と翻訳概念』が刊行されました。

[2014年12月8日]

文学部岡本隆司准教授編『宗主権の世界史 東西アジアの近代と翻訳概念』

岡本隆司編

名古屋大学出版会 A5判 412頁
2014年11月発行
定価:5800円(本体、税抜)
ISBN:978-4-8158-0787-0

現代の国際秩序を問い直す-。「宗主権」 とは何か。西洋人が多用したこの不可思議な概念の背後に歴史的大転換を読み解くことで、東西の多元的な文化圏を統合したオスマン帝国と清朝の 「普遍性」 の解体をはじめて包括的に捉え、現在までつづく世界秩序の形成過程を解明した画期的著作。

【目次】

導 論 世界史と宗主権

  第Ⅰ部 オスマン秩序体系の転換と西洋
第1章 オスマン帝国における附庸国と 「宗主権」 の出現 - ワラキアとモルドヴァを例として
第2章 主権と宗主権のあいだ - 近代オスマンの国制と外交

  第Ⅱ部 西方から東アジアへ
第3章 宗主権と国際法と翻訳 - 「東方問題」 から 「朝鮮問題」 へ
補 論 東西の君主号と秩序観念
第4章 ロシアの東方進出と東アジア - 対露境界問題をめぐる清朝と日本

  第Ⅲ部 近代日本と翻訳概念
第5章 Diplomacyから外交へ - 明治日本の 「外交」 観
第6章 日清開戦前後の日本外交と清韓宗属関係

  第Ⅳ部 翻訳概念と東アジアの変貌
第7章 モンゴル 「独立」 をめぐる翻訳概念 - 自治か、独立か
第8章 チベットの政治的地位とシムラ会議 - 翻訳概念の検討を中心に

  第Ⅴ部 東西新秩序のゆくえ
第9章 中国における 「領土」 概念の形成
第10章 宗主権と正教会 - 世界総主教座の近代とオスマン・ギリシア人の歴史叙述

お問い合わせ

京都府立大学文学部

e-mail: gakuji@kpu.ac.jp


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