R8年度前期 文化庁・京都府・府大連携特別授業開催報告
文化庁との包括連携協定に基づく、教育・研究の連携活動の一環として、文化庁・京都府・府大連携特別授業「文化財保護の最前線」を開催しました。
今回は京都府の桑原正明先生が「文化財の類型と保護―美術工芸品・彫刻とその専門性に即した保護の在り方」と題して講義をされました。
文化財には各種の類型があり、その類型に応じた方法で保護施策を行う必要があることを、美術工芸品の彫刻を例に理論と具体策の両方からわかりやすく紹介されました。特に「彫刻修理の最前線」の箇所では、修理の原則である現状維持修理が当てはまらない事例が示され、個々のケースに即して、文化庁・京都府などの行政や所有者・修理者と智恵を出し合って協議をし、最大限考え抜き、納得を得る努力が必要であることを強調されました。次に文化庁の佐藤登美子調査官からは、多種多様な材料からなる工芸品を保護する立場から、関係者間の協議の重要性や大学の講義で文化財保護施策を学ぶ意義について関連コメントをいただきました。
授業には、約90名の学生・院生・教員が聴講しました。授業後のアンケートには、「具体的な事例をもとに現場の状況を伝える非常に実践的な講義」「文化財保護の仕事に興味を抱いた」などの意見が寄せられました。
後期には特別授業とシンポジウムを行う予定です。学生達の今後の調査・研究活動につながることが期待されます。
今回は京都府の桑原正明先生が「文化財の類型と保護―美術工芸品・彫刻とその専門性に即した保護の在り方」と題して講義をされました。
文化財には各種の類型があり、その類型に応じた方法で保護施策を行う必要があることを、美術工芸品の彫刻を例に理論と具体策の両方からわかりやすく紹介されました。特に「彫刻修理の最前線」の箇所では、修理の原則である現状維持修理が当てはまらない事例が示され、個々のケースに即して、文化庁・京都府などの行政や所有者・修理者と智恵を出し合って協議をし、最大限考え抜き、納得を得る努力が必要であることを強調されました。次に文化庁の佐藤登美子調査官からは、多種多様な材料からなる工芸品を保護する立場から、関係者間の協議の重要性や大学の講義で文化財保護施策を学ぶ意義について関連コメントをいただきました。
授業には、約90名の学生・院生・教員が聴講しました。授業後のアンケートには、「具体的な事例をもとに現場の状況を伝える非常に実践的な講義」「文化財保護の仕事に興味を抱いた」などの意見が寄せられました。
後期には特別授業とシンポジウムを行う予定です。学生達の今後の調査・研究活動につながることが期待されます。

文化庁・京都府・府大連携特別授業「文化財保護の最前線」の様子
| 日時 | 2026年7月16日(木) 稲盛記念会館104号室 2コース |
| 特別講義 | 桑原正明氏(京都府文化財保護課技師)「文化財の類型と保護」 |
| コメント | 佐藤登美子氏(文化庁美術学芸課文化財調査官) |
| 参加学生 | 88名 |
| 教員 | 5名 |
お問い合わせ
京都府立大学文学部歴史学科
教授 横内 裕人
TEL: 075-703-5256
E-mail: yokouchi[a]kpu.ac.jp ※[a]を@に変更してください。
教授 横内 裕人
TEL: 075-703-5256
E-mail: yokouchi[a]kpu.ac.jp ※[a]を@に変更してください。