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京都府立大学の取り組み

【2023年12月18日開催】京都市行財政局財政室担当者の方々をお招きして政策提言会を実施しました


公共政策学部公共政策学科・玉井亮子研究室では、講義「公共政策実習Ⅰ」玉井ゼミの活動として、「京都市の財政情報を分かりやすく社会に発信する手法」について、調査研究を行っています。7月の政策提言会に続いて、12月18日(月)、改めて京都市行財政局財政室担当者さまをお招きし、政策提言会を実施しました。7月提言会でゼミ生から提案した「HP掲載PDF文書のURL上部に文章内容を紹介する目次を掲載」といった案については、京都市「令和4年度決算概況」HP上で既に採用頂いておりましたが、12月提言会でゼミ生から提案した内容についても、担当者の方から「実現に向けて検討したい」とのコメントを頂きました。

ゼミ学生による報告(理論部分)の様子

ゼミ学生による報告(理論部分)の様子

京都市行財政局財政室担当者様との意見交換の様子

京都市行財政局財政室担当者様との意見交換の様子

ゼミ学生による感想です。

12月18日(月)に京都市財政室の方の前で、この一年間研究・分析をしてきた最終的な政策提言を行わせていただきました。本提言は、7月時点の提言報告会や8月に京都市役所で行ったヒアリング会などを通じて得た意見やコメントをもとに、7月時点と比べより実現可能性や理論を重視したものとなりました。提言会では3つの政策提言を実施させていただきました。その中でも1つはすでに市HPで採用されていましたが、残りの2つにも前向きに採用していくというコメントを受けて、この一年間の活動の成果を実感し、自分たちの提言が行政に影響を与えることができたことに大きな達成感を得ることができました。時には厳しいコメントを頂きながらも、私たちをあたたかな眼差しで見守ってくださった財政室の方のご理解、ご協力といったご尽力がなければこのような結果にはならなかったと思います。財政情報発信に関する課題というこれまで触れてこなかったことに対して、深い学びを得ることができ、大きな成長をすることができました。ゼミ生一丸となって一年間活動していく中で、最初はよそよそしかった関係も、今では信頼できる仲間となりました。私は公務員志望であるため、この活動を通して現場で働く人の意見を聞きながら政策提言ができたことが今後の学びにおいても大変貴重なものとなりました。

(公共政策学科2回生 水田 謙作)
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