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京都府立大学の取り組み

MALUI連携WEB「まるまる舞鶴」を公開しました。


 京都府立大学歴史学科では、2022年度ACTR(地域貢献型研究)「京都府北部のMALUI連携による文化資源を活かした地域づくり」(研究代表:東昇)の一環として、舞鶴地域でMALUI連携の文化資源データ作成を行いました。このたび、その成果である連携WEB「まるまる舞鶴」を公開しました。

まるまる舞鶴 

 MALUI連携とは、M(博物館)A(文書館)L(図書館)U(大学)I(企業)の文化資源情報を集約し、地域において活用を行う事業です。
 これまで、MALUI連携WEBは大学と図書館の個別検索はありますが、複数機関・団体のデータを一括検索できるものは国内でも稀です。


 この連携では、個々に存在する各機関の連携を促進→各機関の情報を集約→それらの情報・文化資源の共有化をはかり、地域づくりに新たな循環を作り出すことを目標としています。地域のみなさんの文化資源をシェアする場所として、「まるまる舞鶴」が生まれました。
 今回のスタートでは、舞鶴地方史研究会、舞鶴市郷土資料館、舞鶴山城研究会、京都府立大学が協力し、各機関・団体がこれまで作成した刊行物などのデータを検索・閲覧できます。

 WEBの内容は以下の通りです。
①「コレクション」-舞鶴市史の年表や近代史料のCSV・テキストデータをダウンロード
②「コラム」-各史料・テーマをわかりやすく紹介したコラムを中心に、『舞鶴地方史研究』(舞鶴地方史研究会)、『文化遺産叢書』(京都府立大学)、『舞鶴の山城』(舞鶴山城研究会)、近世近代の町村別の年表や「郡村誌」情報を公開
③「舞鶴市史カレンダー」-『舞鶴市史 年表編』の全データ(約3800件)から、その日に起こった出来事を紹介
④「歴史の人物」-舞鶴の歴史上の人物の概略を紹介
いずれも、タグや関連するコンテンツで、関連情報も閲覧可能です。
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