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歴史学科ACTR成果報告書『「丹後の海」の歴史と文化』の刊行について

[2017年4月4日]

歴史学科ACTR成果報告書『「丹後の海」の歴史と文化』の刊行


  文学部歴史学科では、「京都府立大学文化遺産叢書」第12集として『「丹後の海」の歴史と文化』を刊行しました。

刊行の経緯

 本書は2016年度京都府立大学地域貢献型特別研究「「丹後の海」の歴史・文化に関する総合的研究」の研究成果報告書です。なお、この研究課題は「京丹後市域の考古資料を中心とした文化遺産の整理と活用」と共同で実施し、本書にはその成果の一部を含んでいます。

本書の概要
 
 本書は、「丹後の海」というテーマを設定して、12編の論考、4本のコラムを掲載し、丹後の歴史・文化に関してその特質を明らかにしています。京都府・各自治体の職員、資料館・博物館の学芸員、丹後地域の研究を続けてこられた高校教員を中心に、歴史学科のスタッフや卒業生・修了生を加えた多彩なメンバーが執筆を担当しています。詳細は以下の目次をご参照ください。
 本書は、府内の各自治体図書館等で閲覧することができます。

編者 藤本 仁文
発行 京都府立大学文学部歴史学科
刊行 2017年3月
頁  242p
                                     
刊行にあたって
例言
目次

序章 本書の視角と構成                      藤本仁文

第Ⅰ部 環日本海域と「丹後の海」
丹後の海と神仏                          小山元孝
コラム「丹後と朝鮮半島」                     井上直樹
近世丹後の漁業と若狭湾―「鎖された海」と「開かれた海」―     東 幸代
丹後国久美浜代官所領の御城米船と江戸               山田洋一
幕末維新期宮津三上家の廻船業                   藤本仁文
引き揚げと舞鶴                          長嶺 睦

第Ⅱ部 「丹後の海」と人々の暮らし
冠島の信仰と大浦三ヶ村                      廣瀬邦彦
近世丹後沖の海難事故と地域社会                  稲穂将士
コラム「海と川の結節点―由良」                  吉野健一
伊根浦への諸国廻船の入津について                 吉野健一
近世丹後国加佐郡成生村と漁業―献上・肴米・魚寄―         東 昇
コラム「クジラやイルカの獲れる海―伊根浦―」           吉野健一

第Ⅲ部 「丹後の海」と文化遺産
舞鶴湾から若狭湾・日本海へ―幕末・明治期の廻船関連文書―     小室智子
コラム「岩滝の船主と船名が刻まれた玉垣」             吉野健一
近世・近代の宮津の海上交通と廻船―物質文化の検討を中心―     河森一浩
宮津市府中地区の板碑調査から                   菱田哲郎

表紙

京都府立大学文化遺産叢書とは

 2008年4月の新・文学部発足に伴う歴史学科の文化遺産学コース新設により、文化遺産の宝庫である京都に位置する大学として、その研究の地域貢献を行ってきました。特に歴史学のみならず、考古学、地理学等の諸学とともに、総合的な調査や研究を進めていることが特徴です。この成果を公開するため「京都府立大学文化遺産叢書」を毎年刊行しています。

<第1集>南山城・宇治地域を中心とする歴史遺産・文化的景観の研究
<第2集>近世伊予越智島地域における流動する人・物・情報-御用日記・諸願控の総合的研究-
<第3集>八幡地域の古文書と石清水八幡宮の絵図―地域文化遺産の情報化―
<第4集>八幡地域の古文書・石造物・景観―地域文化遺産の情報化―
<第5集>丹後・宮津の街道と信仰
<第6集>城陽市域の地域文化遺産-神社・街道の文化遺産と景観-
<第7集>熊野の信仰と景観-宗教遺産学の試み-
<第8集>石見銀山域の歴史と景観-世界遺産と地域遺産-
<第9集>和束地域の歴史と文化遺産
<第10集>石清水門前寺院・南山城地域の古文書―京都府歴史資料の調査―
<第11集>舞鶴地域の文化遺産と活用

お問い合わせ

京都府立大学文学部

e-mail: bunmaster@kpu.ac.jp


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