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【学長メッセージ】時の和音を聴きに行く~第67回流木(なからぎ)祭に寄せて~

[2016年10月27日]

 みなさんが時間を意識するのは、どんなときでしょうか?

「寝坊した。授業に遅れそう!」「タッチの差で乗り遅れた!」など、日常の細かなスケジュールに追われる時。古木や長年の風雪をくぐり味わいを増した寺社仏閣を目の前にして、悠久の思いに浸る時。晩秋の枯野に哀しい命の唱を聞く時。そして、「今が永遠に続けばいいのに!」と思う幸せの瞬間・・・。

祭は、非日常の風景の中に、そうした単線的な日常とは違う時間を創り出してくれるような気がします。

存在が位置するのは、常に「いま」という瞬間であり、記憶の中の過去と想像の中の未来がこれに連なり、時の流れをかたちづくります。祭の空間からは、記憶と想像の接点に交錯する時間が醸し出す和音が聞こえてきます。


不思議な胸騒ぎ、高鳴る鼓動、共有される熱狂の中で内にみなぎるエネルギー、それらが、平板な記憶を変容させ、明日の想像を拡げてくれる、そんな祭を今年も期待しています。            学長 築山  崇


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