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平成27年度桜楓講座(秋の部)を開催しました。

[2015年12月29日]

11月7日、11月21日に平成27年度「桜楓(おうふう)講座」(秋の部)を開催しました。

 

Cコース:宣教師が聞いたミヤコのことば

11月7日(土)10:00~12:00

文学部 准教授 岸本 恵実

 今から四百年ほど前、安土桃山時代から江戸時代初めの京都では、どのような日本語が話されていたのでしょうか。当時、話しことばと書きことばは大きく離れており、書かれたものによって話しことばの実態を知ることは難しいのですが、その貴重な手がかりを与えてくれるのがキリシタン資料です。宣教師たちは九州を活動の基盤とする一方、政治・文化の中心であった京都を当時の日本人と同じくミヤコと呼んで重視し、ミヤコの話しことばを模範的な日本語と見なしてそれを学ぼうとしました。

 今回は、キリシタン資料の中から、宣教師ジョアン・ロドリゲスが日本語について詳しく解説した『日本大文典』や、三万以上の日本語をポルトガル語で説明した『日葡(にっぽ)辞書』などを見ながら、ミヤコのことばの実態にせまりました。

岸本先生による講義の様子

開講前に地域連携センター学生部会「かごら」の活動紹介がありました。

 

Dコース:気候に親しむ風土的建築の知恵

11月21日(土)10:00~12:00

生命環境科学研究科 准教授 長野 和雄

 電気やガスが一般家庭に普及する遥か昔から、家や町はその地にあり続けています。エネルギーが限られた中で、人々はその地域の気候に合わせて建物を工夫し、暑さ寒さをしのいできました。そのため、伝統的な民家や町並みには、その歴史性や文化財としてだけでない価値が秘められています。

 暑いとすぐにエアコン、寒いと暖房。そんな生活が今では当たり前です。しかし、設備機器に頼らない昔ながらの工夫は、電気やガスなどの人工エネルギーを減らせるので、参考になる点が少なくありません。今回は、各地の伝統民家の事例を紹介しながら、地域の気候風土にどのように適応してきたか、その知恵と技術、そして伝統文化保存との関係について詳しく解説されました。

長野先生の講義の様子

開講前に地域連携センター学生部会「かごら」の活動紹介がありました。

お問い合わせ

京都府立大学企画課

電話: 075-703-5147 FAX: 075-703-4979

e-mail: kikaku@kpu.ac.jp


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